中国籍の2人逮捕。富山の地方公務員逮捕事件
車の車庫証明を実際の使用者とは異なる名義や住所で登録する、いわゆる“車庫飛ばし”の疑いで中国籍の富山市に住む地方公務員と石川県内灘町の会社役員の2人が逮捕されました。
逮捕されたのはいずれも中国籍の富山市大泉に住む地方公務員の孫肖容疑者(46)と石川県内灘町に住む会社役員の魏賢任容疑者(58)の2人です。
警察によりますと、2人はことし1月に車を購入する際、実際には地方公務員が使用するのに会社役員の名義と住所を記載した車庫証明を届け出て、車の新規登録を受けた疑いが持たれています。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250902/3060021044.html
事件の概要と「車庫飛ばし」の法的根拠
今回の事件で逮捕されたのは、富山市在住の中国籍の地方公務員、孫肖容疑者(46歳)と、石川県内灘町に住む同じく中国籍の会社役員、魏賢任容疑者(58歳)です。警察によると、孫容疑者が使用する車を、魏容疑者の名義と住所で車庫証明を取得した疑いが持たれています。このような不正な届け出は、通称「車庫飛ばし」と呼ばれ、自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)に違反します。車庫法は、路上駐車を防ぎ、交通の円滑化と安全を確保することを目的としています。
このような不正を未然に防ぐためには、私たち一人ひとりが自動車の適正な登録と管理について理解を深めることが不可欠です。適切な車両管理は、自分自身の安全だけでなく、社会全体の秩序を守ることにつながります。