維新が提言「外国人総量規制」「帰化取り消し」制度

日本維新の会は17日、外国人政策に関する提言をまとめた。 　日本の人口全体に占める外国人の割合に上限を設け、受け入れを制限する「総量規制」を提起。国籍取得審査の厳格化や、帰化取り消しの制度創設も訴えた。19日に鈴木馨祐法相に提出する。

受け入れ上限の具体的な数字は提言に盛り込まなかった。これに関し、藤田文武共同代表は記者会見で「可能な限り低い比率で抑えることが必要だ」と強調した。 　提言はまた、外国人の受け入れに関する政府の対応を「国家戦略なき移民政策」と批判。外国人政策の担当閣僚新設や、外国人・外国資本の土地取得規制を求めた。　
出典：https://news.yahoo.co.jp/articles/7bfa056c7799cc87b8d586d6e7181cd4834cc433

これまで日本政府は、少子高齢化に伴う労働力不足を補うため、「外国人材の受け入れ」を推進してきました。しかし、その実態は、国としての明確な戦略を持たないまま進められた「国家戦略なき移民政策」でした。その結果、一部地域では治安の悪化や医療・教育といった公共サービスのひっ迫が表面化し、多くの国民が「このままではいけない」と感じ始めています。

提言の柱は二つあります。一つは、日本の人口に占める外国人の割合に上限を設ける「総量規制」です。これは、無計画な外国人受け入れをやめ、日本の社会・経済の許容度に応じた計画的な人口管理を目指すものです。もう一つは「帰化取り消し制度」の創設です。帰化とは、外国人が日本の国籍を取得することですが、この制度は、帰化した後に重大な犯罪を犯したり、国籍取得時の不正が発覚したりした場合に、その国籍を取り消すことができるようにするものです。これは、日本国籍という重みを再認識し、安全な社会を守るための現実的な提言として注目されています。